季節を先取り♪カラフル可愛い春の花
まだまだ厳しい寒さが続きますが、一足はやく春の花たちが店頭を彩っています。気温の低いこの時期は、花もちが非常によく、1年の中でも最も花を長く楽しめる季節といえるでしょう。
春の花でまず思い浮かぶのはチューリップ。球根から芽吹くのはもう少し先なので、まずは切花から楽しんでみてはいかがでしょうか。赤や白、ピンク、黄色…など、色が豊富なことはもちろん、フリンジ咲きやパーロット咲きなど、花姿にそれぞれ個性があるのも魅力のひとつです。チューリップは、切花になってからも茎が伸びる面白い特徴を持っています。にょきにょきと首を伸ばして姿が変わっていく様子も楽しいお花です。
ラナンキュラスは薄く繊細な花びらが幾重にも重なった花を咲かせる、キンポウゲ科の球根植物です。満開になると、小さなつぼみからは想像できないほど大きくなるので、開花の様子をじっくり眺めてみるのもおすすめです。最近ではユニークな形をした品種がたくさん出回っていて、好みの品種を探す楽しさもありますよ。
そしてもう一つ、春の花の代表格と言えばスイートピー。ほんのり甘い香りとふわふわとした姿がとても可愛らしいお花です。以前はパステルカラーの花がほとんどでしたが、改良が進んでシックな色やアンティークカラーの品種も登場してきました。お部屋に合わせて好みの色を探してみてくださいね。
春の切花は茎がやわらかく、繊細なものが多いです。花瓶に生ける時は、お水はたっぷりではなく、少なめの浅水にすると茎が痛むのを防げます。こまめに水を替えて、切り戻しをするとより長もちしますよ。寒い冬はカラフルで可愛い春の花で、季節を先取りしちゃいましょう!