観葉植物を植え替えよう!
グリーンを楽しむ観葉植物は、熱帯、亜熱帯地域が原産の植物です。しっかりと暖かくなる5月下旬、6月頃からが生育期になります。生育期には新しい葉や根を活発に伸ばし、グングンと生長していきます。観葉植物に過ごしやすいこの時期、鉢が小さく、根が伸びるスペースが十分でないと元気に生育することができません。新芽が落葉したり、水切れを起こしやすくなります。また、肥料分も不足しやすく、葉が落ちたり、色が薄くなる原因にもなります。
5月下旬~9月の暖かい時期であれば、植え替えはどのタイミングでも大丈夫ですが、新しく植え替えた鉢でしっかりと根を伸ばしてもらうためにも、なるべく6月中に行うようにしましょう。2年~3年に一度、1回りから2回りくらいのサイズアップがオススメです。
卓上サイズの小さな鉢や、置き場所によって良く育つ場合は、1~2年に一度と早めに植え替えをする方が良いです。植え替えをすることで生育期にしっかりと生育を促し、成長させることができます。新しい葉や枝もたくさん茂り株姿も良くなります。また、冬を乗り切るための体力作りのためにもとても大切です。
購入して2~3年くらい経つと植え替えなどしていない場合、葉の数が減ってきたり、買った時のような元気な姿ではなくなることともあります。こう言った症状は根詰まりから起こることが多く、植え替えをすることで改善できます。
定期的な植え替えで丈夫に生育させて観葉植物をかわいがってください。
材料:観葉植物用培養土、鉢底石、鉢底ネット、観葉植物用緩効性肥料
鉢の底から根が出てきていると鉢の中は根でいっぱい。植替えのサインです。暖かい季節に早めに植え替えをしましょう
鉢が狭くなり、根の行き場所がなくなると細かい根は表面にも出てきます。水切れを起こしやすくなるので1回り大きな鉢に植え替えましょう
生育期にしっかりと生育させるために植替え後緩効性肥料を与え、たっぷりと水やりをします