『植生活(しょくせいかつ)』はじめよう!
都会でのおしゃれなマンション暮らしって憧れますよね。ここ名古屋では、この数年でマンションの数がさらに増え、お部屋のインテリアとして花や観葉植物をお求めになる方も多くいらっしゃるようになりました。おしゃれな生活を目指して、せっかくだから何か植物を空間に取り入れてみたい!ただ、陽が入りにくいお部屋だったり、スペースが限られていたり…。どんな植物なら育てられるのか??と、植物選びには不安もありますよね。そんな迷える皆様のお手伝いをできたら、と、名古屋園芸では新たにレーベルを立ち上げることにいたしました。その名も『植生(しょくせい)活(かつ)』。お部屋の様々なシチュエーションに合った植物をピックアップして参りますので、マンション暮らしの方はもちろん、オフィスに飾る植物などの参考にしていただけたら幸いです。植物と共に暮らす『植生(しょくせい)活(かつ)』、はじめてみませんか??
大きくなりすぎないので洗面台などにも飾りやすいアスプレニウム。明るい黄色の鉢がアスプレニウムを引き立てます♪
1. 日当りが悪いお部屋→「耐陰性」のある植物を選ぼう!
マンションでは、場所によっては窓がなかったり太陽光が入りにくい場所だったりして、植物がうまく育たない、というお悩みがよくあります。そんな場所には、日陰でも育ちやすい「耐陰性」のある植物をおススメします。
(例)ドラセナ、ポトス、サンセベリアなど
耐陰性のあるドラセナ コンシンネは初心者の方でも飾りやすく、場所も選びません。ちょっと置くだけでおしゃれになります
ポトスは初心者の方や忙しい方におススメのとっても管理が楽な植物。ちょっとグリーンが欲しいという方にピッタリです。テレビ台の横などにおいても◎
2. あまり場所をとりたくない→大きくなりすぎない植物を選ぼう!
植物の中でも成長スピードは様々で、ぐんぐん大きくなる子もいれば、ゆっくりゆっくり成長するのんびり屋さんな子もいます。成長スピードが緩やかな植物を選べば、何回も植え替えをする手間も省けますよ。
(例)ドラセナ、シンゴニウム、アスプレニウムなど
虫が湧く心配の少ないハイドロカルチャーのシンゴニウムはリビングだけでなく、グリーンが少ないお手洗いにもおススメです
3. 土汚れや虫が心配→汚れや虫の心配が少ない栽培方法を選ぼう!
室内で植物を育てようとすると、土をこぼしてしまったら掃除が大変ですし、虫が発生してしまうと気持ちの良いものではありません。最近では室内向けの用土が登場しており、おうちの中でも安心して植物を育てられるようになってきました。また、水で育てるハイドロカルチャーや水差し栽培など、土を使わない栽培方法を選ぶのもおススメです。
ミニコチョウランの水耕栽培は場所を取らずに楽しめます!透明なガラスで楽しむのも良いですが、色ガラスだとより一層愛らしさが増します
食卓の上にお料理とは違う彩りをコチョウランで楽しんでみてはいかがでしょう。場所も取らず、通常の切花とはまた一味違うコチョウランをお試しください
アンスリウムの水耕栽培はとても珍しいですよね。窓の近くにおくとより生き生きとしたアンスリウムを楽しめます
4. 忙しくてこまめに管理ができない→水やりの頻度が少ない植物を選ぼう!
お仕事や家事が忙しくて、うっかり水やりを忘れてすぐ枯らしてしまった…なんてことはありませんか?植物の中には、頻繁に水を与えなくても大丈夫!というタフな植物たちもいます。もちろん全く水をやらないのはNGなので、たまには土の乾き具合を確認するなどして、植物に「調子はどう?」と聞いてみてくださいね。
(例)チランジア、ポトス、サンセベリアなど
チランジアは土を使わなくても栽培でき、インテリア性もあるので本棚などに置くのもおススメです♪また、洗面所に飾ると水やりも楽ですよ!
5. ベランダに癒し空間が欲しい→ベランダガーデニングを始めよう!
ベランダの限られた空間の中で、自分だけの素敵なお庭を作ってみませんか?ベランダで育てるのに向いている植物や育て方のコツなどは、ぜひガーデンスタッフにお尋ねください。初心者の方でも安心して始められるよう丁寧にご説明します。
ローズマリーは丈夫なだけでなく、香りよくお料理にも使える育てやすい植物です。場所も選ばず、春から咲くお花も愛らしいですよ!
広がりにくくコンパクトにまとまりやすいウエストリンギアは、ベランダ等屋外で楽しめるグリーンとして近年人気です。優しい色合いはどんな場所にもマッチします
葉の形が特徴的で、ベランダにスパイスを効かせてくれるアカンサスは、寒さや暑さにも強い丈夫な宿根草です。近年では葉に白斑の入る品種(写真はアカンサス タスマニアエンジェル)も人気で、ベランダの日陰でもおしゃれに演出できます