二十四節気の花飾り - 立冬 小雪 -
吐く息の白さに、秋の終わりを感じる季節。一年を二十四の季節に分け、四季の移り変わりを折り込んだ二十四節気。11月は「立冬」と「小雪」の季節です。季節の移ろいとともに暮らしの中に花のある風景を取り入れてみてはいかがでしょう。
立冬(りっとう)「木枯らしが吹き、初雪の便りが届く頃。」
この時期は「ワイルドフラワー」がおすすめ。ワイルドフラワーはオーストラリアや南アフリカなど南半球を原産とした、その土地特有の花たちの総称です。北半球の植物には見られない個性的な見た目と、乾燥地帯で育つ植物特有の日持ちの良さが特徴。ひと目見て引き込まれるインパクトはワイルドフラワーの最大の魅力です。
アレンジメント ¥7,700(税込)
使用花材〈ピンクッション、バンクシア、セルリア、ドライアンドラ など〉
小雪(しょうせつ)「木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始める頃。」
この時期は「バラ」がおすすめです。一年中流通しているバラですが、気温が低くなるこの時期から花色は鮮やかになります。日持ちも良くなり、品種本来のパフォーマンスを楽しむことができます。香り高い品種も多くなり、選ぶ楽しみが一層高まることでしょう。
アレンジメント ¥6,600(税込)
使用花材〈バラ、カーネーション、ワックスフラワー、ユーカリ など〉
ワイルドフラワーは、ドライフラワーに簡単にすることができます。生花の美しさを楽しみ、その後はドライフラワーになっていく経過を楽しめるのも魅力の一つ。バラはフラワーギフトの王道。大切な方への贈り物としておすすめです。
11月はワイルドフラワーとバラの品種豊富なラインナップ。一輪挿し、ギフト、スワッグなど、切花を楽しむバリエーションも様々です。カジュアルに、時にはモダンに、冬の始まりをコーディネートしてみてはいかがでしょう。