初秋を彩る、風情ある切花たち

夏の余韻が残る中、ふとした風に秋の気配を感じる季節。今回は、そんな“初秋”にぴったりの切花をご紹介します。

まず目をひくのは、深い紫が美しい「リンドウ」。涼しげな佇まいは、お部屋を品よく引き締めてくれます。「ワレモコウ」は、その独特なシルエットが魅力。花束やアレンジに動きを加えてくれます。丸く青紫に輝く「ルリタマアザミ」は、ドライでも人気の高い花。これらを使ったリースアレンジは、初秋の趣をそのまま閉じ込めたような仕上がりで、お家飾りにもギフトにもおすすめです。

また、エキゾチックな「クルクマ」、くすみピンクの小花が可憐な「オレガノ」、気品豊かな色合いの「トルコキキョウ」を合わせたシックなブーケは、秋のはじまりにぴったりの落ち着いた雰囲気を届けてくれます。

秋の気配が少しずつ深まるこの季節。花それぞれの色や形には、その時季らしいやさしさと静けさが感じられます。暮らしにそっと取り入れるだけで、初秋の空気がふわりと広がります。

身近な空間に、少しだけ秋を迎えてみませんか？