お盆とは…
今年もお盆の時期がやってきました。お盆とはお彼岸と同じく、霊界からご先祖様の霊をお迎えし、現世の正者と死者の交流を行うハレの日の行事です。このお盆の時期にはご先祖様の霊を迎えるための棚である【精霊棚】にお供え物をしてご先祖様の供養を行い、一家の安泰とその年の豊かな実りを祈願します。
コチョウランとホオズキのアレンジメント
提灯の代わりとなるホオズキをポイントに、白とグリーンでさわやかにまとめました
お盆の日取りは地域により少し差があり、関東は7月13日が【迎え盆】、15日が【盆中日】、16日が【送り盆】となりますが、関西では8月15日が【盆中日】となる前後含めて4日間が【お盆】とされています。13日には家族そろってお参りに行き、迎え火として家の前で火を焚き、提灯に火を灯し、15日には家族や親戚が集まりご先祖を供養し、16日には精霊棚を片付け、ご先祖様を送る為の送り火を焚きます。
洋マムのパープルブーケ
今年は少し趣向を変えて、洋風の御供え花はいかがでしょうか
このお盆の時期に飾る御供花は白色をメインとした柔らかいお色目にされる方が多いですが、故人がお好きだったお色やお花を入れられる方も多くいらっしゃいます。また、季節にぴったりのヒマワリやトルコキキョウを使ったアレンジメントや花束もおすすめです。
ヒマワリのひんやりブーケ
ブルーやグリーンのひんやりとした色の中に咲くヒマワリが目を引くブーケです
少しずつ帰省できるようになってきていますので、帰省の際に御手土産などに利用していただくのもおすすめです。夏の暑い時期に涼し気なアレンジメントや花束で【癒し】も一緒にお渡ししてみてはいかがでしょう。
オータムカラーのアレンジメント
夏の涼し気なグリーンと秋の花々が同居し、季節が秋へと移り変わっていく空気を感じさせるアレンジメントです
そして、お盆が過ぎると【秋】がやってきます。温かみのある【オータムカラー】を目にすると自然と気持ちが和らぎますよね。気持ち早いですが、少しずつ秋の準備も始めてみませんか?
ケイトウのコンテナ
お盆を過ぎると、苗売場にも秋の風が吹いてきます