二十四節気の花飾り - 立秋 処暑 -
蝉しぐれの降りそそぐ季節。一年を二十四の季節に分け、四季の移り変わりを折り込んだ二十四節気。8月は「立秋」と「処暑」の季節です。季節の移ろいとともに暮らしの中に花のある風景を取り入れてみてはいかがでしょう。
立秋「秋の始まり。季節の挨拶も残暑見舞いに変わります。」
立秋とは名ばかりで暑気がひとしお感じられる頃。この時期は「モカラ」と「アンスリウム」がおすすめです。モカラは人工的に育種されたラン科の植物。主に東南アジアで栽培されているトロピカルな印象の花です。アンスリウムは花のように見えるハート型の仏炎苞を鑑賞する植物。ハワイでは「Heart of Hawaii」との別名で親しまれています。どちらも華やかであり、花持ちが良い点においてはトップクラスの花です。
ブーケ ¥4,400(税込)
使用花材〈モカラ、アンスリウム、トルコキキョウ、ニューサイラン、メラレウカ など〉
処暑「一年でもっとも暑さが厳しく感じられる頃。」
お盆が過ぎると秋の気配が忍び寄ってくるような気がします。しかし、依然暑さは抜けきらず、まだまだ花飾りに迷う頃かと思われます。そんな処暑の時期に「ユリ」はいかがでしょう。ユリは白やピンク、黄色など、香りの強い大ぶりな花が特徴の球根植物です。カラーバリエーションが豊富な一重咲きや、花粉の付かない八重咲き品種(ローズリリー)があります。近年はローズリリー品種が豊富に揃い、ユリを飾る楽しみの幅がより広がりました。
ブーケ ¥4,400(税込)
使用花材〈ローズリリー、リキュウソウ、ナズナ など〉
モカラやアンスリウムは1本でも十分華やかです。また、両方を組み合わせて、モンステラなど大ぶりな葉物をあしらえばトロピカルな雰囲気を演出することができます。存在感のあるユリは単体で飾るとユリ本来の美しさがより際立ちます。葉物や枝物を添えてすっきりと、涼しげにお部屋飾りを楽しんでみてはいかがでしょう。
今回は新たに3種類のフラワーベースが入荷いたしました。どれもくびれのある生けやすいタイプのベースばかり。シンプルなものからデザイン性のあるもの、ニュアンスカラーでさりげなくコーディネートできるもの。シーンに合ったベース選びをご提案いたします。
マットな質感の 磁器製のフラワーベース
程よい大きさでリビングや玄関やベッドサイドテーブルなどにピッタリです
生花だけでなくドライフラーや枝ものを飾るのもオススメです
直径14×高さ26.5cm ¥3,850(税込)
人気のくすみ系の色目のグレーとピンク掛かった少しタテ長にしたデザインのフラワーベースです
しっかりしたガラスなので、大きめの花束や枝物も飾れますL:φ15(BODY)×H29cm ¥4,180(税込)
L:φ18(BODY)×H29cm ¥3,850(税込)
夏にオススメな濃い色目で落ち着きのある、存在感のあるフラワーベースです
しっかりしたガラスなので安定感があります。色違いやで置くのもオススメですφ17(BODY)×H22cm ¥3,850(税込)
φ12.5(BODY)×H27cm ¥3,850(税込)
今月はフラワーベースとともに二十四節気コーデを楽しんでみてはいかがでしょう。