クリスマスローズのはなし
冬のお花の少ない時期に手間をかけることなく楽しめるお花がクリスマスローズです。ご存知の方も多いかと思いますが今から育ててみたいという方のためにもおさらいをしてみましょう。クリスマスローズという名で知られていますがヘレボルスが本当の名前です。その中でも、ニゲルという純白の早咲き種がクリスマスの頃に咲くのでクリスマスローズという名前が広がりました。基本みなさんが思い浮かべるのは、年が明けて早春に咲くガーデンハイブリッドとよばれる交配種が一般的なクリスマスローズです。
1月はクリスマスローズの入荷もピークになります。一般的な一重から八重咲、アネモネ咲、小輪系など花の形も豊富で、さらに色幅も豊富となると選ぶだけでも楽しくなります。
交配によってあまりにも多くの花型が誕生するのでクリスマスローズマニアの方は非常に多いです。
1株ずつ、花が見られて、選べるのもこの時期だけです。花の無い時期の株や、まだこどもの株で花の見られない株をラベルだけで選ぶとラベルと違う花が咲くことも多いです。したがって実際のお花を見て選ぶことのできるこの時期の購入がおすすめです。株が充実しているものを選んで販売します。来年は今年よりも花を多くつけてくれます。
花の少ないこの時期に手間なく咲いてくれるところがいいところ。病虫害の影響も比較的に少ないこともいいところです。地植えでも育ちますが、初めての方は1株ずつ1鉢に植え込んで楽しむことをおすすめします。この時期に咲くという事は寒さには何の問題もありません。夏の暑さやムレの方が苦手です。夏は半日陰で管理します。今の季節はしっかり陽に当てます。季節によって場所を動かすことができるので鉢で育てることがおすすめです。毎年少しずつ株が大きくなり花数も年々増えていきます。ぜひ、冬のガーデニングの主役として楽しんでいただきたいお花です。